【香道体験会を開催します】
室町時代に成立した香道は、文学や茶道などの諸芸能と結びつきながら発展し、江戸時代には鍋島家などの大名家にとっても欠くことのできない文化のひとつとなりました。
これにちなみ、徴古館では毎年正月に、本格的な香木の香りを体験できる「初春の香りを楽しむ」を開催しており、今年は「水鳥香」という組香(異なる種類の香りを聞き分ける遊び方)を行います。
【月 日】平成31年1月20日(日)
【時 間】(1)10時~ (2)11時~ (3)13時~ (4)14時~
【場 所】徴古館 2階ホール(佐賀市松原2丁目5-22)
【定 員】各回20名
【お点前】志野流香道九州松隠会 椛島 禅徹先生/佐賀香遊会の皆さん
【参加費】2,000円(小学生以下1,000円)お呈茶付き
※当日は、1階展示室にて鍋島家の奥方や姫君の所用品などもご覧いただけます。
※雅な遊びを楽しめる装いでお出かけください。お着物でのご参加は大歓迎です。
(電話) 0952-23-4200 (メール) info@nabeshima.or.jp
■ 水鳥香について
水鳥香は、和歌に詠まれた「鴨(かも)」・「鳰(にお)」・「鴛(おし)」の水鳥に当てはめた3種類の異なる香りを聞き当てるものです。早春の川面に浮かぶ水鳥の可愛らしさと、その光の中で遊ぶ情景を香りで楽しみます。
■ 組香の流れ
皆様のお席には、「鴨」と「鳰」の2種類の試香のあと、香元から炷き出された香炉が一つ廻ってきます。その香りが、試香で聞いた「鴨」か「鳰」か、または新たな香りである「鴛」なのか…。どの香りが廻ってきたのか、自分の答えを記紙に書き、最後に答え合せを行います。
■ 初心者でもOK!!
香道の歴史や遊び方、香炉の取り扱い方など、椛島 禅徹先生(志野流香道九州松隠会)が分かりやすく解説して下さいますので、初心者の方もご遠慮なく。